犬や猫を飼ってみた体験談をご用意しております

意外と犬っぽい?ベタベタ甘々な猫との楽しい生活

犬かと見間違うほどの甘えん坊

 

現在、2匹の猫と生活しています。

オス、メス1匹ずつおり、去勢しているのですがどちらの猫も「犬かよ!?」と言うくらい甘えてきます。

 

実家で昔飼っていた猫はご飯意外に甘えることはありませんでしたが、今飼っている2匹はとても甘えてきます。

しかし、オスとメスでは甘え方が全く違うと言うのも特徴です。

 

オスのほうは、何も考えずに全力で甘えてきます。

顔を見れば大声で鳴きますし、姿が見えなくなっても鳴きます。

 

そして撫でて欲しい時には、頭突きをしてくるという全力のかまってちゃんです。

 

また、撫でている最中や遊んでいる最中は全く周りが見えていないので、寝返りを打った瞬間に高いところから落ちることもしばしばあります。

 

おもちゃを使用して遊ぶ際にも、飛んでいるものに飛びかかるのが大好きなのです。

よく飛ぶのですが、着地点を考えずに飛ぶことが多数あります。

 

そのため、周囲の安全を確認してから遊ばなければなりません。

これは猫を飼っている方であれば当然のことかもしれませんが、この子は特に必要です。

 

飛んでもないところに飛んでいく場合もあるので、注意しながら遊ぶ必要があります。

そしてこの子の特徴といえば、エアコンの匂いを嗅ぐのが大好きです。

 

エアコンの下に低めのキャットタワーを置いているのですが、エアコンの風が吹き出ると一番上まで登って必死に伸びながら出てくる風の匂いを嗅いでいます。

 

もともと伸びると大きい猫ですが、その猫が必死に伸びて匂いを嗅いでいる様子は見ていても微笑ましい限りです。

 



同じ猫でも全く違う甘え方をする猫

 

このオスの子と比較して、メスの子は甘え方が全く違います。

 

何も考えずに全力で「遊んで!遊んで!」と来るオスに比べ、どうしたら可愛く思われるかがわかっているのがメスの子です。

 

まず、大声で鳴くことはほとんどありません。

鼻にかかったいかにも可愛らしい声で鳴きます。

 

私が寝ているとオスの方は胸の上のに乗ってくるのですが、メスの方は足元にいるだけです。

それでいて、必ず身体の一部はほんの少しだけ私に触れているのです。

 

気分的にそこまでなついていないのかと思われるかもしれませんがそんなことはありません。

椅子に座って仕事をしていると、ソファーに座りながらメスのほうがじっとこっちを見てきます。

 

そのまま無視し続けると、鳴き始めます。

私に「ソファーに座れ」と促しているのです。

 

ソファーへ移動すると擦り寄ってきます。

そして撫でるととても気持ち良さそうな顔をするのです。

 

また、遊んでいる時の得意な遊び方も違います。

この子の場合、飛んでいるものには一切触れることはできません。

 

しかし、地面を這っているものに対しては反応するので、そこまで危険は伴いません。

ただ、ひとつ注意点があるのは、ブレーキが効きにくいということです。

 

あまりに必死に追いすぎると壁と激突しそうになることもあるので、注意が必要ですね。

甘え方は全く違いますが、2匹とも同じように常に甘えてくる幸せな生活です。

 



二匹の兄妹

 

この二匹、実は生まれるタイミングが違った兄妹なのです。

私がオスの子を最初にもらってきたのですが、大きな地震の後に分離不安症のようになってしまいました。

 

少しの揺れで大騒ぎになったり、私の姿が見えなくなると大声で鳴き始めたりしたのです。

一人暮らしの私は家を開けることも多かったので、精神的によくないと思いました。

 

そこでもらってきた家にもう一度連絡し、メスの子を受け入れるようにしたのです。

しかし、二匹は今でもあまり仲が良いとはいえません。

 

もらってくる前は二匹とも数匹いる環境で育ったのですが、私のところへ来て2年ほど経ってから新しい子を迎え入れたのでそれもそのはずですね。

 

しかし、慣れない環境となると一気に二匹が仲良くなります。

 

年末年始に実家へ帰省するのですが、そこでは知らない環境ということもあり、ベッドの下で二匹仲良くじっとしている光景がありました。

 

しかし、少し慣れてくると今度は二匹揃って探検を始めたりと、かなりかわいい様子が伺えました。

帰る頃になると、二匹とも帰りたくないほど馴染んでしまいました。

 

オスの子のほうはすんなり捕まってくれたのですが、メスの子のほうは捕まえるのに一苦労です。

ベッドの下に逃げたり、色々な部屋へ逃げたりと追い込むのに苦労しました。

 

最後はベッドをひっくり返し、逃げようとした出口を塞いでなんとか捕まえることができました。

 

また、別の用事で二匹を捕まえる際には、はじめに捕まったオスの子が鳴いているのを心配するメスの子の様子も見られます。

 

心配して見に来たところを私に捕まってしまったというエピソードもあるのですが、お互いのことを心配したり危険が迫ると協力し合うという精神は持っているようです。

 

 

突然追っかけっこが始まったり、場所取りの喧嘩がはじまることはしばしばあります。

そんな中でも、根底にはお互いを思いやる仲の良さも持ち合わせているようです。

 

そして、そんな二匹が甘えてくる際には、猫まみれとなりとても幸せな気分になります。