犬や猫を飼ってみた体験談をご用意しております

猫の鳴き声が可愛い?いえ、ウチの猫の鳴き声は暴力です

可愛い猫だけれど・・・・・・

 

私が猫と関わったのは結婚がきっかけでした。

元々旦那が飼っていたので連れ仔?ですね。

 

結婚する時には猫は苦手じゃないかアレルギーはないかと聞かれましたが、実家には犬とインコと金魚しかいなかったので、たぶん大丈夫としか答えられませんでした。

 

けれど実際猫と暮らすとめっちゃ可愛いです。

癒されます。猫アレルギーもなかったです。

 

そして猫うるさいけど大丈夫かとも聞かれました。

ニャーニャーおしゃべりな子なのかな?と思っていました。

 

うるさいと言っても猫の鳴き声だし、そんな大げさなもんでもないだろうにと思っていました。

いや…私が間違ってましたけども…。

 

実際連れ仔の猫は鳴き声がすごく大きかったです。

びっくりでした。

 

鳴くときは常に全力で!

耳が悪いとかどこか病気とかではない健康体です。

 

なんでも拾った切っ掛けが、ある日の早朝に子猫の鳴き声が響き渡っていたので見に行ってみると、側溝に子猫が1匹落ちていて一生懸命鳴いて助けを求めていたそうです。

 

猫風邪で目やにだか膿だかで目が見えてなかったようです。

保護して獣医に連れて行って里親も募集してもらったそうですが、希望者がいなくて引き取ったそうです。

 

最初は目が潰れるかもしれないと言われていたそうですが、きれいに治ったようです。

 

汚れてぶちゃいくで痩せてガリガリだったそうですが、きれいに治ってよく食べて成長してくると美猫になったそうです。

 

そう、「一生懸命鳴いて助けを求めていた」ら助かった、のが魂にでも刻み込まれたのか、一生懸命鳴けば願いは叶う!

とばかりに常に全力で一生懸命鳴くらしいのです。

 



ただの猫の鳴き声だけれども・・・・・・

 

たかが猫の鳴き声で、と思った方にエピソードを。

 

結婚する前のある時、旦那は仕事でどうしても1泊しなくてはいかなくなり、ペットを預かってくれる獣医を探して預けに行ったそうです。

 

預ける時もウチの猫鳴き声が大きいですが大丈夫ですか?

と何度か念を押したのですが、笑って大丈夫ですよーと引き受けてくださったそうです。

 

そして次の日帰ってすぐに迎えに行くと、病院の外からでも聞こえる猫の鳴き声が…。

すぐに「あ、コレウチの猫だ…。」と確信したそうです。

 

受付の方も苦笑いをしていたそうです。

ずっと鳴き通しだったそうで、皆さん若干お疲れのようで内心すごく申し訳なかったそうです。

 

そんな感じで、何か訴えるときは常に全力で鳴いてきます。

 

朝ごはんが欲しいが人間が寝ている時は、枕元で全力で鳴いてくれます。

目覚ましのベルなんてめじゃないです。

 

耳を抑えないと鼓膜が危ないんじゃないかと思えるレベルです。

 

あまりにうるさいので布団の中に引きずり込んで閉じ込めてを何度かやっていると、手の届かない位置から鳴くようになり、鼓膜の心配まではしなくてよくなりましたが。

 

鳴き声はうるさいけれど、根は良い子

 

こんな声の大きい猫ですが、鳴き声以外はすごくいい子なのです。

 

旦那はブラッシングとか洗うとか爪を切るとかしたことがなかったそうです。

ですが不衛生には見えなかったので、猫が自分でグルーミング頑張ってたんでしょうかね?

 

初めてブラッシングするときはブラシをおもちゃか何かかと思ったのか、ブラシにじゃれてなかなかブラッシングさせてもらえなかったです。

 

ザっと背中をブラッシングすると「ん?ん?ん?コレはナニ?!キモチイイ??」て感じでびっくりしてたのが印象的でした。

 

その後はブラシを持つと走り込んで来るようになりました。

 

猫の爪切り、それは流血沙汰もある格闘であるらしいと聞いたので、暴れてもいいように洗濯ネットとか軍手とか準備しました。

 

必要なかったですけど…。

 

だっこ嫌いなくせに、背中を私にもたれかからせるように抱き込んで肉球をモニモニして爪をニュっと押すと、なんか猫の力が抜けて脱力しているような?

 

ということで試しに爪切りでパッチンと切ってみるも大人しいではありませんか(゜Д゜)

あれー?と思って次々と爪切っていきましたが脱力したままで大人しかったです。

 

これには旦那もびっくりしてました。

絶対暴れるから爪切るなんて無理!と諦めていたそうです。

 

鳴き声は暴力的なのに爪切るときは脱力して大人しい不思議な猫です。

 

コレは風呂もイケルかも?ということで洗ってみました。

風呂場に入れるのは楽でした。

 

普段風呂場は猫の立ち入り禁止になっているので、興味津々で入っていきましたね。

 

水道から流れる水を飲むのが好きなようで、水を出すと飲みに近寄って行くのでドアを閉めても閉じ込められたことに気付きませんでした。

 

シャワーで流してシャンプーすると、常に脱出経路を模索しながら可愛くニャーニャーと…!?

普通の鳴き声ですよ。

 

ちょっと感動しながら洗いました。

普段鳴き声大きいくせになぜ?と不思議です。

 



猫だから興味があるとついつい・・・・・・

 

人間の食べ物を欲しがらない、食べない、というとってもいい猫です。

 

ですが、残っていた寿司に乗っていた海老のしっぽがたまーに行方不明になり、後日部屋の隅に転がっているのが発見されるということが何度か・・・・・・。

 

食べてはいないけど匂いにそそられるらしくこっそり匂いを堪能しているのでしょうかね?

 

電話で話していると、なぜか猫が来て鳴きます。

ナゼでしょう?

 

仲間に入りたいのでしょうか?

人間が一人でしゃべってるからどうした?大丈夫か?って感じでしょうか( ̄∇ ̄)

 

後者だとしたら心配してくれてありがとうと思うべきか、ちょっと怒るべきか悩みますね。

 

電話で話してる間中ずっとニャーニャー鳴いてるんで、電話の相手はよく鳴く猫だねーとほんわかしてるようですが、その猫後ろ2メートルくらいの位置から鳴いてますからね?

 

膝の上とかで受話器の近くで鳴いてないですからね?

と言ってもよく聞こえるだけだとしか思わないんですよね・・・・・・。

 

私からしたらうるさいです騒音です近所迷惑です。

電話終わったらフイっとどこかに行っちゃうんですけども。

 

この猫、ウチでは「ボリュームの壊れた猫」とか「ボリューム機能がない猫」とか笑い話になっています。

 

ですが、たまーに、滅多にないですが、か細く小さい声で可愛くニャーと鳴くことがあって、そんな時は「ああ、猫飼ってるなー」と感激したりします( ̄∇ ̄)