犬や猫を飼ってみた体験談をご用意しております

突然の病気にビックリ!早いうちに知識は身につけておこう

2頭の可愛い猫

 

私の家には2頭の猫ちゃんがいます。

雄と雌ですが、どちらも子供が出来ないように手術をしてあります。

 

同じ猫でも性格が違って女の子の方はクール

男の子の方はとても甘えん坊です。

 

雌の方は、結石が出来やすくて便秘ぎみ。

つい、そちらばかりを病院へ連れていってたのですが、元気そうな雄も検査に連れていきました。

 

食欲もあるし早いうちに去勢をしたので、今でもおもちゃでじゃれてくれる可愛い男の子です。

元気で飛び跳ねているので心配をしていなかったのです。

 

多頭飼いをしているとここが盲目になり、いけないところですよね。

 

どちらにも気をかけてあげなくてはいけないのに、一方が具合が悪いとついそちらばかりに気を取られてしまいます。

 

猫は泌尿器科の病気になりやすく、結石が出来やすかったり、その他、慢性腎不全になりやすいことで有名です。

 

実際にも男の子は、血液検査を受けたところクレアチニンの値が高く慢性腎不全になりたてでした。

 

慢性腎不全という病気は症状がなかなか分かりづらく、 その症状が出た頃にはかなり進行しているという厄介な病気です。



年を重ねる毎に発症しやすいエサ=病気のリスク

 

主な原因は高齢。

我が家へ子猫の時にきてから早、13年目。

 

そろそろ体に異変が起きてもおかしくない歳ですよね。

 

人間も年をとると体の筋肉量が減って、代謝のエネルギー以上にご飯などのタンパク質を食べてしまうことはこの病気の原因のひとつです。

 

猫も同じで獣医さんの説明によるとスーパーで売られているお手頃な餌を歳をとってからも食べ続けていると、この病気になりやすくなってしまうのだそうです。

 

私はその時正直びっくりしました。

普通は犬や猫を飼うとエサを購入するのにスーパーやペットショップへ行きますよね?

 

高年齢猫ちゃん用も売られています。

それなのにその餌によって慢性腎不全になりやすいなんて!

 

驚きです。

それと同時に悲しみがこみ上げてきて思わず泣いてしまい、動揺してしまいました。

 

そして獣医さんにすすめられたのが「ロイヤルカナン」というメーカーの猫フードです。

 

それは各病気食に対応しておりますが、健康な猫フードも年齢に応じて商品があり、発売しているようです。

 

早いうちから猫用のエサについて考えていくことが大事

 

私の飼い猫は慢性腎臓不全と診断されるのには本当にギリギリの数値だったようです。

 

ですので、カリウム、リン制限のあるロイヤルカナンの腎不全用フードをすすめられましたし、それにプラスしてシニア用の健康猫フードも与えて良いとの事でした。

 

もちろんこちらも成分制限があるとのこと。

お年寄りの猫ちゃんが病気になりにくいのだそうです。

 

早いうちから同メーカーの健康猫用フードを与えていれば病気にはならなかった可能性が高かったようですが、その存在を知らなかった私が悔やまれてなりません。

 

ですが、知る由もなかったというのが本音です。

しかしながら、早期発見出来たのは救いでした。

 

この時からすぐ食事療法に切り替えて3ヶ月から半年に一回ほど血液検査を受けに行っているのですが、2年程たった今もクレアチニンの値はほぼ横ばいで上がっていません。

 

この値をキープしたまま、何とか日本の猫ちゃんの飼い猫の平均寿命以上は生きて欲しいというのが私の希望です。

 

糖尿病も猫には怖い病気

 

そして、このようなエピソードがあって飼い主さんはみなこちらに気を取られがちなのですが、実は糖尿病も怖いものなのだと獣医さんが教えてくれました。

 

なぜなら猫は興奮をすると血糖値が極端に上がるから。

獣医さんのところに行って血液を採取すると、だいたいの猫は何をされるのかと興奮している状態です。

 

ですから採血をすると血糖値が高いと判断しがちになるのですが、一度興奮して血糖値が上がってもすぐに下がるという事実があります。

 

犬にはこれがなく、もしも本当に糖尿であったら人間と同じようにインスリンが必要になるのですが、猫には不要なケースが多いらしいのです。

 

もしも謝って糖尿病と診断し獣医さんがインスリンを打ってしまったら、その後の低血糖によって生命に危険が及ぶらしいから恐ろしいもの。

 

さらには、腎不全と糖尿病を併発する可能性もあるのですが、猫は人間のように透析の機械が無いので治療が難しいとのことでした。

 

かわいい猫を飼っているのですから飼い主も病気については勉強をしておく必要がありそうです。

 

それからというもの、私は猫の病気や自分自身の人間の病気に関しても、気をつけるようになり勉強するようになりました。



猫が病気に感染する可能性はあちこちにある

 

 

私が小さい頃も猫を飼っていたのですが、そのころはよく猫が外に遊びに行っていました。

 

それでも近隣の家の理解があって、みなさん温かく見守ってくれるお宅ばかりでした。

 

時代は移り変わり、車も激しく通る道ができたので猫も惹かれてしまう危険がありますし、他のネコから伝染病をもらってきてしまう可能性もあります。

 

以前には聞かなかった猫エイズという病気も、とっても怖いです。

可愛い飼い猫は、あまり外に出さないようにしていこうと思います。

 

いつまでも長生きして元気でいてほしいな、と思った出来事でした。