チワワを預かることになった!
実家で一時期チワワを飼っていました。
海外に行く親戚から一年間近く預かった経緯もあり、きちんと面倒をみないといけないと家族全員張り切りすぎていました。
そのため、たまに連絡をくれる親戚に心配をかけないようにと、まめにチワワのお世話をしていました。
しかし、2か月したくらいからチワワの体型に変化が見られてきました。
写真を撮っていたので改めて比べてみると、明らかに顔周りがふくよかになってました。
チワワというと、成犬になったとしても3キロくらいにしかならないと思っていたのですが、その体重以上に見た目がぽっちゃりしてきた気がしました。
これはと気になって体重計に乗らせてみると、(動き回るペットを自宅で正確に計るのは難しかったですが)なんと4kgもあったのです。
人間でいえば1kgくらいは日々の誤差の範囲にも感じますが、やはり体が小さいチワワが1kg太ったとなればやっぱり色々と大変なことです。
それに、これでは代わりにお世話している身として立つ瀬がないと焦りました。
チワワが太ってしまった原因
けれど、どうしてこうも太ってしまったのか疑問が残ります。
指定された種類のドッグフードを普通にあげていただけなのにと、疑問ばかりです。
改めて家族と話し合ってみると、なぜそうなってしまったか簡単に理由がわかりました。
餌を与えすぎていたのです。
もちろん一回あたりの量は体型に合わせて、初期は量をはかってから入れていました。
けれど、次第に数字ではなく目ではかるようになってしまって、一回のドッグフード量が多くなっていたのです。
また、原因はそれだけではありませんでした。
それまでは餌やりを当番制にしていなかったので、ごはんの回数が重複していたタイミングがあったかもと判明しました。
つまり本来一日3回としていたのに、多いと5回くらいあげていたのです。
50グラム程度を目安にしていたので、二回分である100グラムもオーバーしていた日も多々あったのだと推測します。
私自身もそうなのですが、ペットの面倒をみれることが嬉しくて、それに加え食べてる姿を見るのが好きで、つい餌を与えたくなってしまうのです。
それは私だけじゃなく、他の家族もそうだったに違いありません。
どうりでたった2か月で太るわけだと納得できましたが、けれど同時にこのままじゃいけないなと感じていました。
面倒をみるといったのに太らせてしまっては、チワワの健康状態にとってもよくないことです。
早速、ドッグフードの餌やりは当番制にすることを決めました。
室内ダイエットを開始!
ただ、このまま元の食事ペースに戻しても、勿論すぐ体重が落ちるわけではありません。
いわゆるお座敷犬として飼ってるので、外に散歩に連れて行くのはあまりできませんでした。
なので、室内でできる愛犬用のダイエットをひとまず実践してみようと考えました。
しかし運動嫌いなのか日頃はリビングでくつろいでいたり、家族に撫でられたりする方が好きな性格らしく、小さなテニスボールを与えてもすぐ飽きてしまっています。
また、食事回数自体を減らしてみた時は、吠えたりちょっとストレスがかかっている様でした。
そこでペットショップの店員の方に教えてもらったのですが、ドッグフードボールという犬専用のダイエットアイテムがあるのを知りました。
ドッグフードボールはその名前のとおりボールなのですが、ゴムではなくプラスチック系の固めの素材で作られています。
また中が空洞になっていて、一カ所開いた入り口兼出口の穴からドッグフードを入れられる形になってます。
つまり使い方としては、ごはんを食べたい愛犬がこのボールを一生懸命転がすことで、少量ずつのドッグフードが出てくる仕組みになっています。
ドッグフードをご褒美に、運動ができちゃうペットならではのダイエット方法だと関心しました。
使ってみたところ、これで減量できるかと最初は半信半疑だったのですが、結構遊び甲斐があるようでうちのチワワの場合も活用できました。
でも楽しそうに運動しているというより、最初は中からドライフードを落とすのに必死でした。
ちょっとかわいそうかなと感じましたが、太らせた責任として心を鬼にして、頑張って遊んでもらうことにしました。
ダイエットの効果は・・・?
そのおかげか、いつもは退屈そうにソファで寝そべってることが多いですが、小型犬らしく活発によく動き回ってくれるようになりました。
ただ使い始めた当初は、餌を出すのにも結構時間がかかっていました。
慣れてくるとコツが分かったのか、壁際にボールを追いやるなどして、ドッグフードを食べるペースが速まってきたように感じました。
なのでまだまだダイエットの継続をさせたかったので、ちょっと勿体ないと感じましたが、同じボール型のものでも穴や形の大きさが違うメーカーの物を購入して、いかに飽きさせないか慣れさせないかを徹底しました。
結果3キロ未満とまではいきませんでしたが、3キロ弱くらいには割と早く、体重を落としてあげることができホッとしました。
可愛いからつい構ってあげたくなりご飯をやりすぎることがあります。
本当に愛犬のことを思っているなら、食事量をコントロールしてあげるのも努めだと痛感しました。