犬や猫を飼ってみた体験談をご用意しております

初めて見る物は好奇心旺盛!怖いけど、気になる、ヘタレな愛犬の生活

チワワの中でも毛の少ないスムースコートチワワ

 

我が家では以前からチワワを3匹程飼っていました。

愛犬が亡くなり、少し経った頃に迎えたのがスムースコートチワワです。

 

ロングコートチワワに比べると、毛が少ないのが特徴で、家族で世話をする際に、毛が少ない方が抜け落ちるのも少しは半減するだろうと考えて選んだのが決め手です。

 

早速自宅に迎えてみると、初めて見る我が家にキョトンとした顔をしたまま動きません。

 

大人しい子なのかな?

と思っていたのは連れ帰って来た5分程度の時間だけでした。

 

その後は、部屋中を隅から隅まで走り出すやんちゃ坊主っぷりに驚かされました。

家に迎えたときは、生後3か月を過ぎていて、ワクチン注射も済んだ頃でした。

 

フィラリア予防のお薬を貰うまでは外に出せないので、最初の内は家の中で遊ぶことが多かったです。



愛犬のトイレレッスン

 

今までの愛犬は子犬が親犬を見て育ったせいか、私達人間がしつけをする必要がなく、トイレもきちんとシートで出来ていました。

 

今回迎えた愛犬には、親犬も先住犬も居ないので私達が教える必要があり、当日から部屋中にシートを敷いてトイレレッスンを開始しました。

 

ところがトイレ用のシートに興味津々で、それを口にくわえて部屋中を走り回ってしまい、シートがバラバラになってしまい、上手く練習が出来ずに大苦戦です。

 

音の鳴るおもちゃを与えてみると、音にビックリして壁際に逃げて固まったりしました。

 

やんちゃ坊主なのに、初めて見る物に興味はあるけれど怖さが勝るようで、震えあがっている姿がとても可愛らしいです。

 

トイレの方は結局段ボールで囲いを作り、その中に入ってトイレが出来るように、シートを持ち出せないように固定して、少しずつ地道に練習を重ねました。

 

トイレが出来ればオヤツをあげるようにして、トイレシートでトイレをすればご褒美が貰えると把握し始めて、少しずつですが成長をしています。

 

音には慣れない愛犬

 

ただ、音に関してはどうしても敏感なようで、遠方で鳴っている花火の音や雷の音を聞くだけで飛び上がってしまい、体をガクガクと震わせています。

 

どうにかして慣れないものかなと思い、抱っこをしてあやしては床に下ろすのですが、足にしがみついて離れません。

 

そんな姿もつい愛らしく感じてしまっています。

 

最近では顔を近付けてきた際に、傍で口笛を聞かせてみました。

 

口から「言葉」ではなく「音」が鳴って、とても驚いて目をむき出しにしていました。

 

人間の子供と同じで、初めて聞く音や物、初めて見る物を徐々に学んでいる最中なのだと思うようになりました。

 

現在愛犬は1年目を迎えましたが、花火と雷の音だけはどうしても克服が出来ません。

音が鳴りやんでも、1時間近くは家族の誰かに抱っこをねだって離れません。

 

特に大きい音がダメなようで、庭先で家族が木材を切る際に工具を利用する音を聞いて固まっています。

 

音以外に関しては好奇心旺盛なせいもあり、「何だろう?」「知りたい」「気になる」という感じで、その物に興味を示しています。

 



同じチワワでも今までの愛犬とは全く異なる性格

 

今までの愛犬とは全く性格が異なるお陰で、私たち家族も犬が見せる表情に日々驚きと笑いの毎日です。

 

生後半年頃には、外へ散歩の訓練と人慣れの為に外に出すようにし始めましたが、人に関しては人が大好き過ぎて足にしがみついて離れなくなる程に好きなようです。

 

散歩に関しては草の上なら歩くのですが、アスファルトやコンクリートは足を乗せた感覚が違うせいか、恐がってしまいその場をピクリとも動かなくなってしまいます。

 

少しずつでも練習をしたいと思っていますが、夏の暑い日や冬の寒い日に小型犬であるチワワを外に歩かせるわけにいかず、中々練習が進んでいない状況です。

 

実は家の中でも、最初はリビング以外の部屋に行くのを怖がっていました。

 

暗い廊下は未知の通路のようで、顔を覗き込ませて興味を示しつつも足を踏み入れることをしませんでした。

 

ところが、愛犬の大好きなおもちゃを廊下に置いてみると、何度も何度も廊下に出ようとチャレンジしている様子が見ていて分かりました。

 

結局は本人が勇気を出せば行ける筈なので、無理に廊下に連れ出す必要もなければ、散歩に関してもその内にアスファルトを歩けるようになるだろうと私も家族も思いました。

 

その後、廊下に関しては好き放題出て行くまでに進歩してしまい、廊下から玄関など好きな場所に行ってしまうので、今では勝手に廊下に出てしまわないように扉に柵を設置しています。

 

外に関しても何度か外に出るようになってから、自然と自分の足でアスファルトに向かうようになりました。

本人の頑張りを褒めてあげたいです。

 

ただし、努力家に見える愛犬ですが基本はヘタレな性格です。

 

オス犬なのに女の子のような座り方をしてみたり、ソファの裏に隠れてみたり、家族の誰か人でもリビングから姿が見えなくなってしまうと鳴き出してしまいます。

 

日々が愛犬に驚かされる事ばかりですし、まだまだ育ちざかりのやんちゃ坊主なので世話が大変ですが、新しい家族を迎える事ができて毎日が充実しています。