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【トイプードル】よくある3つのトラブルとは・・・お世話のノウハウ

年老いていく愛犬のトイプードル

 

真っ黒の愛犬であるトイプードルは、現在12歳を過ぎを過ぎました。

かつての黒のつやがなくなってきて、グレーヘアになりつつあります。

 

口の下周りだけが少し白い部分があったのですが、その部分がどんどん広がってきて、首から足にまで達しようとしています。

 

とはいえ、まずまず健康を保っているのは嬉しいことです。

 

これまで生死をさまようような、大きな怪我や病気にはかかっていません。

 

それでも3つの怪我や病気に悩まされ、それをきっかけとして愛犬への理解を深めていくことができています。

 

散歩中に拾い食いをしたことでの嘔吐

 

散歩好きの愛犬ですが、落ちている臭いのあるものを、平気で食べてしまうくせがあります。

 

ある時、一瞬の目を離したすきに、落ちていたなにかを食べてしまいました。

 

たぶんお菓子のようなものではないかと思うのですが、明らかになにかを食べたのです。

 

その後、自宅に戻り、いつものように足を洗い、ドッグフードを与え、それからベッドの上でリラックスしていると、突然嘔吐したのです。

 

食べたものを全部出してしまい、ベッドがドロドロになりました。

これには、かなり焦ってしまいました。

 

シーツも取り換えたばかりであり、マットレスまで全部汚れてしまい、シミになってしまいました。

 

これが拾い食いが原因だとすぐに分かりました。

 

その後、本人もショックだったのか、一切食事の時になっても食べようとせず、ドッグフードを受け付けないのです。

 

鶏肉とか好きなものをあげようと口のところに持っていっても、横を向いて、避けるのです。

 

こうした状態が3日続きました。

水は飲んでくれていましたが、食べようとしないんです。。

 

これにはさすがに心配になりました。

 

結局缶詰のおいしいものを少しずつ与えるようにしたら、食べるようになりました。

犬の気持ちや、体調を理解することの難しさを痛感した出来事でした。

 



はしゃぎすぎた結果・・・脱臼してしまった

 

トイプードルがアクティブで、家の中を動き回っているのは想像できると思います。

 

我が家では、やや高いベッドを使っています。

 

愛犬にとっては負担が大きいのですが、嬉しいことがあると、ベッドから後先を考えず、飛び降りたりしてしまいます。

 

ある時、おやつをあげようとキッチンに向かうと、ベッドにいた愛犬が、そのことを喜び、大はしゃぎでキッチンに向かっていきました。

 

その時に足を滑らせたのか、キャイーンという声が・・・。

これまで聞いたことがないような、悲鳴を上げました。

 

びっくりして愛犬を見ると、足が震え、歩くことができなくなっていました。

顔の表情も悲壮感が出ていました。

 

骨折したに違いない、とすぐに動物病院に連れていきました。

幸い単なる脱臼であり、骨折はしてないということでした。

 

その時に、痛み止めの注射をしてもらいました。

それが痛かったみたいで、またキャイーンを悲鳴を上げてしまいました。

 

しばらく安静にすることと、ベッドの上には上げないようにと言われ、ゲージの中に入れていました。

 

様子を見ましたが、2日くらい経つと、動き始め元気を取り戻してくれるようになりました。

 

こうした脱臼はややくせになってしまい、これまで数回同じような経験をしています。

 

肛門嚢炎になってしまった

 

トイプードルのお世話で最も不安になったのは、肛門嚢炎になってしまったことです。

 

なんとなく肛門部分を、気にしているような動きがありました。

おやっと気にしてはいたのですが、数日は様子を見ることに・・・。

 

しばらくすると、肛門部分が腫れてきて、肛門部分が大きくなっていたんです。

というよりも、2つあるのではないかと思えるような症状になっていました。

 

ネットで調べて、わかったのは肛門嚢炎という小型犬に多い病気でした。

 

実は肛門絞りがよくできていなくて、それが原因だったのではないかと反省したのですが、亀裂が起き、便には血が混ざっていました。

 

この時は病院に行こうかどうか迷ったのですが、病院嫌いな愛犬であることと、自然治癒で治ることが多いというコメントを見て、しばらく様子を見ることにしました。

 

翌日散歩に出ると、便が出せるのかどうか、じーっと様子を見ていました。

 

そして散歩を始めて2分くらいで、いつものウンチングスタイルに入り、頑張れと応援していると、両足で踏ん張り始めました。

 

そのままの姿勢でいること2分・・・でも出てきません。

2-3歩歩き、もう一回挑戦、すると少しずつ便が出てきました。

 

なんと、便が出るまで、4-5分かかってしまったんです。

まるで出産のときの感動のようで、私も大喜びです。

 

しかも血が混じっていなかったので、回復に向かっていると確信できました。

 

それからは肛門絞り、そして肛門部分のチェック、便の様子をいつもチェックするようにしています。

 



愛犬と一緒に生活することで学ぶこと

 

このように3つの出来事を通して、愛犬のいろいろな姿を見ることが出来ました。

 

学ぶことも多く、一緒に取り組むことで、より理解を深めることが出来たのでは、と思います。

 

これから先もなにが起こるのかわかりませんが、ベストな接し方、お世話ができるように観察していきたいと思います。