犬や猫を飼ってみた体験談をご用意しております

トイプードルが吠えないから吠えるに変わったしまった原因

トイプードル(犬)なのに全く吠えない

 

トイプードルを飼い始めて数年、これまであまり吠えたことはありません。

 

犬=吠える、という認識だったので、これにはさすがに驚きです。

随分おしとやかなというか、上品な犬であると感心していました。

 

マンション住まいなので、吠えないでいてくれた方が、隣近所には迷惑をかけることがないので、それはそれでいいかと思っていました。

 

愛犬が吠えるようになってしまった原因

 

ところが、隣に住んでいた人が、犬を飼い始めたんです。

それだけならいいのですが、その犬がかなり吠えるのです。

 

隣から、毎日犬の吠える声を聞くことが増えたんです。

その結果、我が家の犬も、もらい吠えをするようになってしまいました。

 

隣の犬が吠えると、それを聞いて毎日のように吠えてしまうのです。

 

毎日ベッドで一緒に寝ているので、突然の夜中に耳元にいた犬が、凄い声で吠えたりすることが増えていきました。

 

以前は全然吠えなかったので、静かで平和でした。

隣の犬によって、こうした状況になってしまいました。

 

真夜中に犬の吠えにより起される・・・。

その後眠れなくなる・・・。

 

こんな状態で、疲れが取れるどころか、溜まっていくような感じでした。

 



愛犬の「吠える」が時には役立つこともある

 

吠えることで、大変なこともありましたが、実はこれが役立った出来事もありました。

 

というのは、信じられないことですが、泥棒に入られそうになったことがありました。

 

普段全く警戒せず、そんなことが起こるなど想像もしていませんでしたが、念のために、外の門のところは鍵をかけていました。

 

そろそろ寝ようとベッドに入る時間になると、愛犬が玄関でワンワンと吠えるのです。

 

またもらい吠えでもしているのか・・・。

もういいから寝ようと言うのですが、今回だけはそれを聞きません。

 

強情に吠え続けているのです。

誰かがいるのか、と玄関を開けると、外の門のところの鍵が壊されていました。

 

ということは、「泥棒が家に来て鍵を壊し、中に入ろうとした」ということです。

 

悟った瞬間、ぞーっとしました。

 

とはいえ、愛犬がワンワンと吠えてくれたおかげで、その泥棒も入るのを止めたという状況を想像しました。

 

実にグッドジョブであり、この時はべた褒めしてかわいがりました。

 

吠えることが良いことと認識してしまった愛犬

 

さて、こうした出来事があってからというもの、愛犬は吠えることが褒められると勘違いしたのか、ますます吠えるようになってしまいました。

 

たびたび玄関の前に行って吠えるのです。

また誰か来たのかと、恐る恐る玄関を開けると誰もいません。

 

そして愛犬を見ると、なんだか知らんぷりをしているようなしぐさをしており、これには困ってしまいました。

 

それから、こうしたことが頻繁におこるようになりました。

そのうち、玄関で吠えても、見にいかなくなりました。

 

それよりも吠えてうるさいので、迷惑をかけることを懸念するようになりました。

 

そして相変わらず、深夜1時とか2時という時間に、ベッドの上で突然吠え始めていたので、さすがに参ってしまいました。

 

怒ってゲージに入れたりするのですが、そうするとますます泣くような声を張り上げるんです。

 

ゲージを足や爪でガリガリさせて、出してくれと叫ぶんです。

その音や声が気になって寝られない・・・そんな悪循環でした。

 

一体どうすればいいのか、ネットで検索するも、なかなか良い方法が見つかりません。

ひたすら我慢するしかありませんでした。

 



トイプードルの難聴という病気

 

そうした日々が数か月続き、夜中に吠えたり吠えなかったりを繰り返していたのですが、そのうちにあまり吠えなくなってきました。

 

それは嬉しいことでした。

 

そのままの状態が続いて欲しいと思っていましたが、同時にいつも外出先から帰ってくると、真っ先に出迎えていたのが、迎えに来なくなったのです。

 

絶対に欠かすことがなく、玄関の鍵を開ける音やドアの音に反応していたのに、それに気がつかず、自分のクッションのベッドで寝ているのです。

 

どうやら難聴、あるいは老化により、耳が聞こえなくなってきているようでした。

 

これにより、夜中にどこかの音とか、隣の犬の吠える声に反応することが、極端に少なくなったんです。

 

ほーっとしました。

ようやく、ぐっすりと眠れるようになったのです。

 

とはいえ、外出先から帰ってきても、愛犬が出迎えてくれない、というのは実に寂しいことです。

 

今は、音にはほとんど反応できないほど、耳が聞こえません。

 

玄関を強く閉めることで、家に振動を与え、それにより、犬が気づいて玄関に慌てて出てくてくれるというスタイルになりました。

 

ワンテンポ遅れての登場ですが、それでも尻尾を振りながら出てきてくれるので、その姿に癒されています。

 

愛犬も年齢を重ねることで変わる変化もある

 

犬を飼っていると、いろいろなことを経験します。

 

楽しいことも、つらいこともあります。

今回述べたように、吠えることがストレスになってしまうこともあります。

 

犬も年齢に応じて、変化をしていきます。

 

その時その時の状況に対処していけば、やや難しい状況と感じたとしても、乗り越えることができます。

 

犬との生活は大変ではありますが、とっても楽しいものでもあります。

これからも愛犬と共に成長していきたいな、と思った出来事でした。