ペットも年齢を重ねる毎に「足・腰」が弱くなっていく
我が家のゴールデン・レトリバーは、今年13歳になります。
人間でいうと、90歳近くのおばあちゃんですが、まだまだ元気です。
しかし、最近足腰が弱くなってきてしまい、散歩中に足を滑らせて転倒してしまうことがありました。
転倒してしまった時に脚をひねってしまい、捻挫してしまうという出来事がありました。
これまでも、足腰に負担をかけないように気をつけていたのですが、私が思ったよりも足腰が弱くなっていたようです。
そこで、老犬の愛犬が快適に過ごせるように、我が家で行った足腰に負担をかけない工夫について紹介します。
犬の食べ物を気をつけることが「肥満」にならない第一歩
まず見直したのは食生活です。
食欲旺盛で、食べることがなによりも大好きな愛犬。
そんな愛犬の喜ぶ顔が見たくて、おやつもジャーキーやクッキーなど、複数のエサを与えていました。
そのため愛犬は、少し平均よりも肥満気味でした。
身体が重いことにより、足腰に負担をかける結果になっていたことを反省して、ダイエットを決意したのです。
まずはおやつの量を徐々に減らしていき、最終的にはおやつをなしにして、食事だけで満足できるように調節しました。
ドッグフードの量も少し減らして、おからやゆでた野菜をトッピングして、満腹感を得られるようにしました。
はじめのうちはおやつの時間になると、バタバタと興奮して落ち着きがなかった愛犬ですが、茹で野菜をおやつ代わりに与えることで、徐々に慣れていきました。
マイナス3キロを目標にして、4ヶ月ほどで減量に成功しました。
また、野菜や茹でササミをトッピングしたことで、栄養バランスもとれた食事になったので、健康的に痩せることができました。
愛犬も最初は、おやつなしの生活に戸惑っていましたが、茹で野菜やささみは匂いが強く満足感も高かったようで、すぐに慣れてくれました。
合わせて、グルコサミン+コンドロイチンの、犬用サプリメントをおやつのかわりに与えていました。
レバーのようなフレーバーが付いていたので、嫌がらずに積極的にたべていました。
犬のトリミングを小まめにやることで「危険」も減っていく
次に、足腰の負担を軽減させるために、足裏の毛をバリカンで刈りました。
私は専門学校にて、犬のトリミング実習の経験があったため、自宅で愛犬の飾り毛のカットなどをしています。
クリッパーと呼ばれる、足裏の毛は定期的に刈り取らないと伸びてしまうため、特にフローリングは滑りやすくなります。
そのため、念入りに足裏の毛を短めに刈り取るようにしたのです。
足裏の毛をバリカンで刈ることは、少しコツがいります。
不慣れな方は、定期的にトリミングサロンにお願いするのがおススメです。
トリミングサロンで、プロに綺麗にしてもらって、身体をチェックしてもらえれば、少しの異常にも早めに気づくことが可能になります。
足裏の毛はむれやすく、指の間が炎上してしまったりする危険もあるので、短く刈り取ることは有効です。
我が家の愛犬は老犬で疲れやすいので、足裏のカットだけは、こまめにチェックしてケアに取り入れていました。
犬の肥満対策・足腰強化の為に「運動」は欠かせない!
足腰を丈夫に保つ秘訣は、筋力を落とさないことだと考え、適度な運動を意識しました。
散歩は元々好きな子でしたので、1日20分を目安に連れて行きます。
また、アスファルトのような硬い場所よりも、芝生のように柔らかい場所が多い道に散歩コースを変更して、興奮させないように、落ち着いて散歩ができるように配慮しました。
散歩の時間が近づくと、嬉しくてフローリングでバタバタと、興奮してしまい足腰を痛めてしまう危険があります。
なので、時間をずらしたりして、愛犬が落ち着いた状態で散歩できるように配慮しました。
犬の「健康診断」でいち早く「病・怪我」を発見!
最後に、定期的に動物病院に連れて行き、健康診断をすることを徹底しました。
老犬になると、思わぬところに、病や怪我が隠れていることもあります。
また、進行も早くなって、気づいた時には手遅れになってしまうこともあるそうです。
そのような事態は避けたかったので、半年に一度は専門の先生に隅々までチェックしてもらい、アドバイスをもらうことを習慣にしています。
飼い主の私も、普段の生活で疑問に思っていることなどを相談できるので、とても為になります。
大切なのは、信頼できるかかりつけの獣医さんを見つけておくことだと思います。
もしもの時に、冷静に対応することができます。
犬の「サプリメント」で必要な栄養素を確保!
また、動物病院で勧められたサプリメントはうちの子には有効でした。
なかなか普段のドッグフードだけでは、補えない栄養素をサプリメントを使用することで、手軽に摂取することが可能です。
愛犬は、グルコサミンのサプリメントを飲むようになったことで、毛艶も良くなり、無事に13歳を迎えることができました。
1つ注意したいのは、サプリメントなどは個人差があるようです。
愛犬の足腰を守るためには有効でしたが、同じように効果が全部の子が得られるかは確かではありません。
また、愛犬の性格によっては、飲んでくれないなどの場合もあります。
愛犬の性格と食生活を考慮して、1つの選択肢として、取り入れてみると良いかもしれません。
我が家のゴールデン・レトリバーは、適度な運動と食生活の見直し、ダイエットと足裏の毛をカットして足腰を守る対策をしました。