猫嫌いが、猫好きへと変わった理由
母は、もともと猫があまり好きではありませんでした。
布団によくおしっこをかけられたことがあって、それで嫌いになったようです。
しかしある日野良猫と遭遇し、どうも人の言葉が解るという猫に遭遇したのです。(本当かどうかは解りません)
確かに、人の言っている事がわかっているようには見えます。
聞き訳がいい猫と言えると思います。
それがきっかけで猫好きになったようです。
名前が、「にゃんこ」となぜかなりました。
後に二匹目を飼う事になりますが、これは私が名前を付けました。
二匹目の猫は、マールという名前を付けました。
猫を飼って困ることは「治療費」の高さ
猫を飼って、一番困るのが治療費でした。
餌代はそれほど高くありませんし、トレイなどの砂もそんなに高いものではありません。
にゃんこはすでに、白血病を患っていました。
猫同士で喧嘩すると、当然噛まれるのですが、それが影響したらしいのです。
調子のよしやしがあり、白血病の影響だったのだと思います。
ケンカしたりして、怪我をすると、病院で治療をします。
毎回ではありませんが、それでも高い治療費がかかります。
かなり痛い出費ですね。
人間のような健康保険はありませんから、ほぼ実費というのが動物を飼う上での条件となる訳です。
でも賢い猫で、治療中はおとなしくしていました。
そういうところが、母の気持ちを変えたのかもしれません。
猫の本能の狩りはちょっと困ってしまった
野生の本能が結構強い猫で、よくお土産ももってきました(ネズミとかコウモリ)。
なんだろうとみてみると、コウモリの死骸を口にくわえて、ポイと目の前に置きます。
どうだ、という顔を見せては家に入っていくのです。
しかしどういう訳だか、猫同士の喧嘩は弱いんです。
駆りの仕方はうまいんですが、闘いは弱い猫です。
猫の野生の本能
耳かきの裏に綿がついているのですが、私はあれで遊ぶようにしていました。
そうとう気に入ったらしく、野生の本能がありますので、必死になって闘いを挑んできます。
遊んでほしいときはこれをくわえてもってきて、遊んでくれという感じです。
にゃんこはそういう意味では活発的に動くときと、具合の悪い時とが交互にやってくる猫でした。
猫は夜行性なので朝が早い
夜行性も強い猫で、朝起こしにきます。
4時ごろです。
実はこの当時私は市場に努めていて、朝はどちらにせよこの時間に起床するんです。
外に出たがるので、窓を開けてあげると、とぼとぼと朝の散歩に出かけるのが、このにゃんこの日課となっていました。
猫は水に濡れるのが嫌いでお風呂はもっと嫌う
にゃんこの一番の苦手は、お風呂でした。
とにかく嫌いなんです。
水に濡れるのも嫌いなので、洗うのが一苦労でした。
特に引っ掻いたりすることはないんですが、歯槽膿漏らしく口が臭いんです。
にゃーにゃーなくたびに、口から悪臭がでて、なんとも言えない匂いです。
汚いところに結構入ってきたり、どぶに落ちたりしたりするので、毎日汚いのですが、洗うのに毎日苦戦する訳です。
お風呂の時だけはいい子ではないですね。
猫を二匹飼うということ
マールちゃんは、雨の日に軒下で、にゃーにゃー泣いているところを発見しました。
まだ子猫だったので、早く暖めてやる必要がありました。
実は生まれながらに右耳が聞こえないらしく、名前を呼んでも解らない事がありました。
病院の先生の話だと、なんかの病気にかかったらしく、それがきっかけではないだろうかと話していました。
マールの方は、にゃんこと違って少々おバカでした。
バタールをそのまま置いてあると、全部食べ、その後すべて吐いていました。
部屋にはいって悪戯してしまったり、かなりやんちゃな猫でした。
しかし冬場になると、私の布団に入ってくる猫でした。
胡坐をかいていると、必ず乗っかってくる猫で、おしりをこりこりかいてあげると、喜んでくれる猫でした。
抱っこが大変好きな猫で、相当の甘えんぼさんでした。
抱っこをやめると怒るので、離れるわけにはいきません。
胡坐から降ろそうとすると、また戻ってくるという繰り返しをします。
にゃんこにそれをすると怒り始めるので、徐々ににゃんこはしなくなりました。
最初は喧嘩をする中でしたが、徐々にうちとけあったのか、生活するうえで、いろいろにゃんこがこの猫に指導をしているようでした。
最初は一匹でしたが、二匹となった我が家。
猫同士の喧嘩もありましたが、すぐに仲良くなります。
どちらも可愛くて、色々病気なんかもありますが、大事に育てていきたいと思います。