猫は屋根がお好き?3匹の猫はよく屋根に上る
夏が終わり、秋になって涼しくなってくると、我が家の愛猫たちが、私にすり寄って来ることが多くなってきます。
夏の間は、私の膝の上に乗ることは、ほとんどありません。
しかし、最近はよく膝の上に乗ることが増え、愛しさと鬱陶しさを感じる毎日です。
そして我が家では、猫は外には出しませんが、屋根の上には割と自由に出してあげています。
出入口は、私の部屋の窓と両親の寝室の窓からで、よく猫が出入りできるよう開けてあるのでした。
我が家の3匹いる猫の内、屋根に出るのは、もっぱら一番若い白と黒の毛並みのチビスケで、他の2匹は窓から外を覗くだけでしたが最近は違います。
涼しくなったせいか分かりませんが、一番大きく明るい茶色のチャタロウが、最近よく屋根の上に出ているのを見かけます。
二番目に年寄りの真っ黒な毛並みのクロスケが、出ているのは見かけませんが、家族に聞くとたまに出ているのを見かけるそうです。
猫の習性は厄介:「虫」を捕獲しては喜ぶ愛猫
猫たちが屋根に出るのは良いのですが、困るのはそこから何か持ち帰ってくることです。
よくあるのは、落ち葉などが固まって、木の皮みたいなゴミになったもので、私の部屋や廊下によく転がっています。
掃除するのが面倒なので、持ち帰るのは止めて欲しいです。
もちろん猫に言ったところで、聞く耳持ちません。
そしてこの前は、カマキリを屋根から持って帰ってきていました。
クロスケとチビスケが、夢中になってその周りを歩いていました。
母は虫が嫌いなので早く取り上げろと言います。
私が、カマキリの背中を掴もうと手を伸ばした時なのですが、その時突然クロスケが私の指に猫パンチをします。
それに驚き、カマキリから手を離したのですが、その隙にクロスケはカマキリを口で持ち運びました。
その必死な様子に母と笑いましたが、カマキリと猫が家の中で遊んでいたら、やはり困りますよね。
今度はクロスケを片手で牽制し、もう片方の手でカマキリを掴んで持ち運びます。
そして玄関の戸を開けて、外に放り出すとカマキリは飛んで夜の闇に溶け込んで行きました。
そのことを、猫たちはどう思ったのか分かりませんが、ちょっとかわいそうに思います。
猫は虫を食べる?雑菌を体内に入れてはいけない
このようなことはたまにあり、私が寝る前に居間を覗くと、チビスケがもぞもぞと遊んでおり、一体何かと思ったらクワガタのメスがいました。
逃がしてやったものか少し悩んだのですが、眠かったので放置することにします。
その後、そのクワガタを見かけることはなく、一体どうなったのか気になり検索してみると、猫は肉食で虫も食べるそうです。
もしかしたら、あのクワガタは、チビスケに食べられたのかもしれません。
別の時には、クロスケとチビスケが仏壇がある座敷部屋で、カミキリ虫で遊んでいたことがありました。
それも面倒で放置していたのですが、彼らに食べられてしまったのでしょうか。
そして私が見た記事によると、虫を食べるとそれらが持つ寄生虫、毒、不衛生さによる雑菌などで体調を崩すことがあるそうです。
そうだとすると、好きに昆虫食をさせるわけにはいかないので、これからは虫で遊んでいた時は取り上げることにします。
あと他に困ったのは、屋根からチビスケがネズミをとってきた時で、口で捕まえては離すを繰り返すので、家族が悲鳴をあげて困りました。
ネズミはとても小さく、チーチー鳴いていて可愛いのですが、やっぱり身近で好きに動かれては落ち着きません。
かと言って、自力では捕まえられないので、猫を利用することにしました。
チビスケがそれをくわえた時を見計らい、彼を抱き上げて外に連れ出し、そこでネズミを離すようにして、無事家から追い出すことが出来ました。
しかし、チビスケは自分のお宝がみすみす逃げて行くところを見る破目になり、私の腕の中で少しもがいていました。
それを見て少し可哀そうに思いましたが、きっとそのネズミも寄生虫や雑菌でいっぱいだったので、食べさせなくて良かったと思います。