柴犬の特徴とは?
わたしがこれまで共に暮らしてきた犬は、秋田犬、柴犬、ポメラニアン、ゴールデンレトリバー、キャバリアと数種類いました。
秋田犬は大柄なのに優しく、ポメラニアンは愛らしく、ゴールデンレトリバーは賢く、キャバリアは従順でした。
どの子も甲乙つけがたいのですが、現在、飼育している柴犬について説明したいと思います。
この子は柴犬の雌です。
特徴は、柴犬特有のくるりと丸まった尻尾、赤色の毛並みで、耳がピンと立ち、キツネのような顔をした小柄な子です。
(小さいのですがマメシバなどではなく、純血統の柴犬です)
筋肉もしっかりと引き締まっており、古くは狩猟犬として活躍していたのだな、と思わせる風貌をしています。
柴犬の見た目とは違う性格
しかし、キリリとした見かけとは反対に、性格は朗らか、ニコニコ、フレンドリーという感じです。
一般的に、柴犬は気性が難しく、飼い主以外には懐かない忠犬というイメージがありますが、うちの子はまったく違います。
飼い主どころか誰にでもニコニコ、フレンドリーなのです。
わたしは、柴犬の元々の性格はあれど、接し方次第で人間のことが好きで、愛嬌のある子に育つのではないかと思います。
柴犬の運動量は?
そして柴犬は運動が大好きです。
うちの子も運動は大好きです。
この子は室内で飼育しているのですが、ぬいぐるみをくわえて、廊下やらリビングを走り回っていまくす。
ぬいぐるみをわざと廊下に落とし、こちらの様子を伺い、こちらがぬいぐるみを拾おうとすると、すばやくくわえてまた走り出します。
少し先でまたぬいぐるみを落とし、こちらの様子を伺い、またくわえて走りだすといった追いかけっこが好きなのです。
散歩は、朝夕に40分程度、夜に15分程度連れていきます。
休日には、海や川に行ったりと遠出することもあります。
毎日、朝夕にと散歩に出るのは面倒かと思われますが、自分にも犬にもしっかりとした筋肉がつき、健康的に過ごすことができるのではないかと思います。
犬に触れ合うことでスキンシップを図る
また、犬と快適に暮らすには、人と犬との意思疎通をうまくとることも、必要ではないかと思います。
わたしの経験から考えてみると、子犬の頃からのスキンシップも有効なのではと思います。
一緒に暮らしたその日から犬の体を触り、耳や腹、爪や肉球、尻尾など、どこを触っても犬が嫌がらないようにするのです。
これを常にしておくと、犬に異常があったときに、すぐに発見できるのではないかと思います。
我が家の子は、どこを触ってもおとなしくしています。
獣医病院でも、おとなしくしています。
獣医さんや動物看護士さんのことも大好きで、予防接種などで訪れると、大はしゃぎして大喜びです。
いつもニコニコ(しているように見える)ので、「ハッピー〇〇ちゃん」と病院のスタッフの方から、ニックネームを付けられています。
犬に話しかけて意思疎通を図る
体のケアもそうですが、犬との意思疎通も心がけています。
わたしは普通に犬に話しかけます。
「回覧板持って行くよ」とか「散歩に行くよ」とか「ゴミを出しに行くよ」とか何度も繰り返しているうちに、「回覧板を持って行くよ」と言えば、持って行く先のお宅の方へ向かって歩き始めます。
きっと言葉がわかるのだと思います。
自分の言っていることを、犬が理解してくれるととても嬉しいです。
犬との暮らしで得られる癒やし&温もり
また、仕事や家事で疲れた時でも犬と一緒にソファに座り、犬のぬくもりを感じるだけで癒されます。
自分の横で、スヤスヤと眠っている犬の顔を見るだけで、幸せな気持ちになれます。
このように、柴犬は気性の難しさとか運動量の多さなど、日々の生活が多忙な人には、飼うのをためらってしまうかもしれません。
しかし、自分の時間を少しだけ犬のために割くこと、例えば、日課として散歩に行くことで健康的に過ごせたり、一緒にまったりすることで、気分が落ち着いたりするなど、自分に返ってくる効果もあるのではないかと思います。
犬がいない生活は考えられないほど、犬はわたしの生活の一部になっています。