犬や猫を飼ってみた体験談をご用意しております

犬と猫の多頭飼いでうまく暮らすコツをご紹介!

みなさんはワンちゃんや猫ちゃんと暮らしたいと思ったことはありますか?

また、現在暮らしている人も、多頭飼いをしようと思ったことはありますか?

 

そんな多頭飼いを考えている方に是非見てもらいたい体験談をご紹介致します。

 

キャバリアキングチャールズスパニエルとの出会い

 

今から4年前、ペットショップで1頭のキャバリアキングチャールズスパニエルと出会いました。

その子に一目惚れした私はその子を迎え入れました。

 

そして4ヶ月が経った頃、動物看護師の専門学校に通っていた私は学校で実験練習動物として飼育されていた、3歳のキャバリアキングチャールズスパニエルと出会い、その子を引き取ることに決め、家で2頭のキャバリアキングチャールズスパニエルと暮らしています。

 

最初は後から来た3歳のキャバリアが遠慮をしていて先住のキャバリアが順位的にも上に立っていましたが…3年経った頃、バチバチに順位争いをしていました。

 

後から入った3歳のキャバリアは私にべったりで、先住のキャバリアをも私の近くに近寄らせないように噛みつきに行っていました。

 

なんとか喧嘩しないでほしい…、このままでは先住の子が噛まれて怪我をしてしまうことになると思い、順位付けを私が明確にすることにしました。

 

ご飯をあげるにもリードをつけるにも、抱っこするのもかわいがるのも、全て3歳のキャバリアからにして争いを避けるようになんとかしていきました。

 

ここでは普通、先住犬を優先すべきだと思います。

 

しかし、私の家の場合は先住のキャバリアは私以外にも愛想よく懐いておりますが、3歳のキャバリアは私にしか懐かず私としか寝ない一途なキャバリアなのです。

 

先住のキャバリアには少しかわいそうではありましたが、怪我するには変えられないと思い現在の順位が決まりました。

 

そして1年ほどたった今は前のような激しい争いはないものの、私が帰宅した時だけは我先にと争いをしています。

普段はとても仲の良い2頭なのですがやはり私が絡むとライバルになるようです。

 

お留守番などは2人で仲良くしています。

 

どういう気持ちで寄り添って寝ているのかなと疑問に思うこともありますが、多頭飼いを考えている方はきっとお留守番で寂しくないように、遊び相手を迎えてあげたい、こういった理由が多数なのではないでしょうか?

 

その結論でいうと、よほど相性が悪くない限りは多頭飼いのメリットは大いにあると思います。

 

デメリットとしては先ほど述べた通り、争いがおこること、もちろんかかる費用も倍になりますし、その辺は迎え入れる前に自分が迎え入れる事が出来る状態であることを必ず整えなければなりません。

 

しかし、幸福感も倍であることは確実です。

争いが起こらないように私たち飼い主が順位を明確につけてあげることが大事になってきます。

 



犬と猫の多頭飼いがスタート

 

そして私の体験談には続きがあります。

それはつい最近のお話にはなりますが、新入りに猫ちゃんがやってきたのです。

 

猫ちゃんを迎え入れた経緯は、生まれた時から失明しており、全盲だった為、捨てられてしまった猫さんが私が働く職場でずっと飼育されていました。

 

引き取り手のないまま8年ほど経ち、あまり懐くタイプでない攻撃性のあるタイプだったのに、私にすごく懐いてくれたことをきっかけに引き取ることになりました。

 

盲目のため、登ったり走り回ったりはできないので、運動のために段差のない部屋にフリーにしています。

 

そこにキャバリア達もいますが、あれだけ争いをおこしていた2頭は猫に対しては無関心で、順位とは関係ないそぶりを見せています。

 

猫は順位付けをしない性質なのでうまくいくのかなと思います。

しかし、やはり犬は順位付けをする動物なので争いがこれからおこるのではないかと不安ではあります。

 

多頭飼いに向いているのは・・・・・・

 

今の体験談からまとめを言うと、多頭飼いにむいているのはワンちゃんと猫ちゃんを飼うこと、だと思います。

 

コツとしてはワンちゃんの方を先にかわいがるなど優先していることを明確にしてあげることに限ります。

 

ご飯を用意するのも、ただいまと声をかけるのもすべてワンちゃんからしてあげてください。

ワンちゃん同士の多頭飼いの場合は、飼い主が順位をはっきりと決めて徹底することが大事です。

 

今はうまくいっているから大丈夫と思い平等に接すると、犬の世界では順位争いがおこってしまうのです。

 

平等だというのはワンちゃんには伝わらないものなのです。

 

かわいそうだと思うかもしれませんがそれがワンちゃんたちのためでもあります。

喧嘩して怪我して病院に行った話もかなりの数聞きます。

 

そうなると元も子もないですよね。

多頭飼いは幸せもたくさん増える分、きちんとした線引きをしなくてはマイナスになってしまうのです。

 

私も最初は平等にしていたので失敗したなと後悔しています。

猫ちゃんを迎えて改めてワンちゃん達の世界の事を考えてあげなくてはと思いました。

 

年齢順や迎え入れた順など現在の順位を考慮しても構いません。

必ず優先順位を守ってあげてくださいね。

 

曖昧は余計に争いにつながってしまいます。

そして素敵な多頭飼いライフをお過ごしください。